私もメルカリで、普通郵便として発送後、10日経っても届かないトラブルを経験しました。
実際の体験談から、普通郵便が届かない場合の対処法を教えます。
目次
普通郵便が届かない時の対応
- 商品発送から1週間~10日は我慢する
普通郵便の特性上、発送から1週間程度は、到着が遅れる可能性もあります。
一定期間は、様子をみていましょう。それ以降も到着しないようでしたら、アクションを起こす流れにすると、行き違いを防ぐことができます。
今回は、
- 10日ほど待っても届かない時
- 特定記録などの対策をしていない
上記のケースで考えてみます。
出品者がすること
- まず購入者に状況の確認をお願い
購入者から「受取評価」を得られない場合、
- 何らかの事情で商品が届いていない
- 受取評価を忘れている
取引メッセージで購入者に、連絡をとってみましょう。
くれぐれも「早く受取評価をして下さい」と言った催促するような物言いは避け、状況の確認をお伺いする姿勢でメッセージを送りましょう。
例文:
詳しい対応は、
メルカリで受取評価されない場合の催促の仕方を参考にすると、トラブルが防げます。
- 届いていなければ、郵便局へ問い合わせ
- 発送をした郵便局
- ポスト投函の最寄り郵便局
へ直接、問い合わせています。
正直、郵便スタッフも確認作業は、大変です。
ヒントになるできる限りの情報を用意して、伝えましょう。
購入者がすること
- 確認ミスがないかチェックする
まずは、発送通知が来てるかどうかをチェックしましょう。
もし、発送ボタンも押されている場合でも、
実は、配達に来たのに、気づいていないだけってケースも考えられます。
小さい発送物なら、
- ポストの中をよく見てみる
大きい発送物なら、
- ポストに入りきれなかった可能性があるので、不在表がないかチェック
などの確認ができますね。
配達された形跡がなければ、
- 出品者に配達状況に確認をお願い
待っている側からすると、不安に感じるでしょうが、まず、届かない旨の連絡をしましょう。
発送時の詳細は、送った人にしかわかりません。購入者が勝手に発送先へ問い合わせをしても、説明不足になります。そのため、配達状況の確認は、出品者へ任せます。
注意点としては、受け取りボタンを押さずに対応するってことですね。
メルカリで発送通知が来ても届かないと、悩む人が多いですが、正しい手順を踏めば、トラブルを防げます。
配達状況を確認する問い合わせ方法
調査依頼とは?
- 配達の状況を確認する最後の頼み綱
普通郵便は、不達や紛失の場合の補償はありませんが、調査は行ってもらえます。
具体的な調査方法としては、
送り先の郵便局~経由地~発送先の郵便局をエリアごとに順に調べていくという、非常にアナログな方法で調査が行われます。
追跡番号がないため、
- 経由した場所を辿って目標物を探す
- 取り扱った局員や配達員の記憶から探す
上記が、発見を分けるカギになりそうです。
お願いするためには、メルカリの問い合わせ先ではなく、郵便局に申し出る必要があります。
差出人側しか知らない事柄もあるため、実際に発送作業をした、出品者が問い合わせるようにしましょう。
以下の窓口から選びます。
調査依頼ができる3つの窓口
- 郵便物等事故調査依頼処理システム
オンラインで調査依頼をする場合です。
営業時間外で電話ができない時などに便利です。
入力する項目としては、
- 発送日
- 投函日
- 受取人および差出人住所氏名
- 封筒の色や形状・内容物
などを細かくあります。
電話ができる時間帯なら、以下が一番早いです。
- お客様サービス相談センター
電話で調査依頼をする場合はこちら
フリーコールは、
0120-232886
携帯電話からは
0570-046-666(通話料有料)
受付時間:平日8時~22時
土日祝9時~22時
音声ガイダンスで問い合わせ内容に合わせて操作を行ったのち、担当オペレータに申し出ましょう。
普通郵便が届かない問い合わせは、
1→5の順番で電話機の番号をプッシュして下さい。
直接会って相談したいなら、
- 最寄りの郵便局の窓口
郵便局に申し出ることで調査依頼を行ってもらうことが出来ます。
窓口から送った場合は,
利用した郵便局に、ポスト投函の場合は最寄りの郵便局に行きましょう。
注意したいのは、小さな郵便局だと局員によっては、調査依頼手続きの認識が違います。地域を管轄している「大きい支店へ聞いてほしい」と言われる場合もあります。
手間を省くために、
- 一度電話で問い合わせてみる
- 初めから集荷元となる支店へ行く
2つの選択をすると、無駄がありません。
事前に以下の準備はしておきましょう。
必要なものと回答内容
必要事項をまとめたメモや、窓口から送った際のレシートを用意しておきましょう。
具体的に必要な情報としては、
- 発送日、ポスト投函日、時間
- 窓口利用なら何処の支店か、ポスト投函なら何処のポストか
- 差出人の住所と氏名
- 受取人の住所と氏名
- 郵便物の内容(中身は何か、重さ)
- 封筒の色、形状、厚み、住所は縦書きが横書きか
かなり事細かに聞かれます。
また、双方の住所と氏名を提供する必要がありますので、相手方への協力要請が欠かせません。
回答には、2週間~1か月程かかります。
私の場合は、1週間ほどで電話で回答が来ましたが、大体の目安程度に考えておきましょう。
調査結果としては以下の回答が挙げられます。
- 郵便受けに入らず不在→不在通知が郵便受けに入っていた筈だが再配達の連絡がないため郵便局保管
- 配達は完了している→家人が受け取ったが受取人に渡していない可能性など
- ①の郵便局保管期間が過ぎた、または受取先住所が間違っていたため差出人へ戻されている
- 経由局のいずれかに放置・他の郵便物に紛れ込んでいた
- 違う住所に誤配していた
- 原因不明・紛失
宛名が書いてあることで、余計な原因をなくすことができますね。
今回は、一番困るであろう「原因がわからない時」にどうすればいいのかを説明します。
原因がわからない時の対処法
商品の代金負担は誰がする?
- 話し合いで解決するしかない
届かない場合は、商品が消えたと同じですから、100%満足できる解決案はないかもしれませんね。
妥協点としては、
- 補償がない点を理解した上での取引なので、購入者が負担
- 実際に届いていないので、出品者が負担
- それぞれが半分負担
- キャンセルして、なかったことにする
どの案を選んでも気持ちはよくありませんが、お互いが納得できるように、しっかり話し合いましょう。
次に、出品者、購入者、それぞれの立場で何をすればいいか見ていきます。
出品者がする対応
- 購入者へ事情を伝え、「受け取り評価」か「キャンセル」をしてもらう
調査依頼しても商品の普通郵便が発見されない場合、郵便局からの回答を購入者に伝えましょう。
商品を受け取ってもらえていないのに、評価をお願いするのは気が進みませんよね。しかし、キャンセル以外でしたら、手続き上、受け取り評価をして、完結させます。
- 結局は、泣き寝入りするしかない
「商品がどこに行ったか誰もわからない」ってことですからね。
痛い目にあう可能性がある「普通郵便」です。
不安な人は、補償オプションを付けるか、別のサービスで備えるほうが確実ですね。
購入者がする対応
- 商品の購入は諦めるしかない
「少しでも商品を安く購入したかった」などの理由で、普通郵便を選ぶと思います。しかし、届かないリスクも伴うってことですね。
「受取評価」をしたほうが良いでしょう。「商品が手元に届いていないのに…」と残念に思うでしょうが、そもそも追跡と補償のない発送方法です。
「調査依頼をして紛失した」のと回答があれば、どうすることもできません。
- 納得できなければ、メルカリ事務局へ
話し合いで納得できない点がある場合は、メルカリ事務局に連絡してみましょう。今後の対応を検討してくれるかもしれません。
「3nだからキャンセルできない」って勘違いしている方は多いですが、誤りです。
しかし、商品不着トラブルに「メルカリ事務局は関与しない」という噂も聞きます。
「双方で話し合ってください」と回答が来る可能性もありますが、相談はしてみましょう。
商品が届かない原因
色々な要因がからんでいる
到着に時間がかかっていることや、配達者の行き違いなど様々なことが考えらえます。
一例ですが、
- 連休を挟んでいる
- 発送区間が遠方である
- 天候や交通事情による遅延
- 郵便番号の記載・読み取りミスや誤区分
- 違う住所へ誤配してしまった
- 郵便受けに入らず、不在伝票を入れ持ち帰った(郵便局で保管中)
- 住所氏名の記載間違いで、差出人住所に戻されている
- メルカリ出品者が空出品をしていた
また、郵便受けに投函された後で盗難にあった可能性もありますが、あまり考えたくはないですよね。
基本的には、
- 普通郵便は、無事の到着を祈るしかない
安くて人気のある「普通郵便」ですが、追跡や補償がないのがデメリットです。
そのため、オプションを付けなければ、もしものことがあった場合、かなりややこしくなります。
届かないトラブルが発生した時は、対処しずらいサービスなんですね。
届かないトラブルをなくす発送方法
オプションを付けて、もしもに備える
以下の補償オプションが選択できます。
- 特定記録
160円プラスすると、追跡番号をつけて郵便局に記録を残すことが出来ます。補償はつきません。
- 簡易書留
310円プラスすると、5万円までの補償と追跡番号をつけられます。
- 書留
430円プラスすると、10万円までの補償と追跡番号をつけられます。
確実に届けたいなら、他サービスも検討
トラブル防止のために補償と追跡番号がついた発送方法がいいですね。
- 郵便局の発送方法なら「ゆうパック」
- ヤマト運輸なら「宅急便」
が安心です。
送料を出来るだけ安く考えるなら、もしもの時の補償もある、「らくらくメルカリ便」が断然おススメです。
補償がない郵送は、事前の説明が必須
もしかしたら届かないということを事前に伝えておくことが大切です。
商品の説明文などに、
- 追跡番号・補償はつかない
- オプションをつけるなら○○円追加
- 郵便事故にあった時の対応
詳しく書いてあげると、出品者側のリスクは減るでしょう。
事前に説明してあることで、めんどくさいことから、自分の身を守るメリットもありますね。
まとめ
普通郵便は、トラブルが発生した時に、調査に困難を要したり、原因不明で紛失してしまっても文句を言えない内容なんですね。
安価な送料のためリスクを負う可能性が高いことを出品者・購入者ともに再認識する必要がありそうです。
他にも「ゆうゆうメルカリ便が届かない!」ってケースが出ていますね。
梱包材を節約する方法
梱包材が、5,000円も安く買える
楽天カードを作って、1回利用するだけでも、大量のポイントが付くんですね。
5,300円分の梱包材だったら、
=実質300円
で買えちゃうんです。
- 年会費もずっとタダ
なので、利用者が増えているんです。
発行にもお金はかからないので、メルカリ出品者はうまく特典を活用したいですね。
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